洗濯物の部屋干しが乾かない…
サーキュレーターを買おうと思うけど効果あるの?
梅雨や、長雨、日照時間の少ない冬は
洗濯物を部屋干しすることって多いですよね。
日中仕事をしているとどうしても部屋干しになってしまう…
で、、、翌朝まったく乾いてない!
しかもなんだか匂う…
ということありますよね…
そんな方には、サーキュレーターで直接的な風を送りながら
乾かすことがとても効果的です。
4人程度の家族なら、サーキュレーター1台あるだけで
劇的に部屋干しの乾燥制度が変わります!
でも…うちは人数が多い!という方や
毎回洗濯は2回回す!という方、
家全体が湿度が高く、あまり日があたらない!
などの悩みには、サーキュレーターだけだと、
やや力不足です!
そんな方には、除湿機の併用がおすすめです。
最近は「サーキュレーター+除湿機能」という
最強の家電も登場しています!
今日は洗濯の悩み解決第2段です!
そもそも部屋干しで洗濯物が乾きにくい原因は?
日中の外で干すのと比べ、当然部屋干しは乾くのが遅くなります。
その原因は…
原因1 空気の流れがない
原因2 湿度が高い
原因3 気温が低い
の3つです!
原因1 空気の流れがない
空気の流れがあると、洗濯物の水分が流れに乗っていくため、
空気中に水分が飛んでいくスピードが上がります!
外であれば、自然の風がこの役割を担っています。
締め切った部屋の中は、空気の流れがないため、
当然このスピードが遅くなります。
後段で触れますが、水分がとどまることで、雑菌が繁殖し、
いや~な臭いの原因ともなってしまいます…
原因2 湿度が高い
空気中にどれだけの水分が含まれているかの割合が湿度です。
外では、空が無限に広がっていますが、部屋の中では空間が限られています。
湿度が高くなればなるほど、空間の中で水分が飽和状態となり、
空気中に水分を受け入れてくれなくなります…
つまり、洗濯物の水分が飛んでいきずらい状況となります。
空気中に含むことのできる水分は限られているので、
そんな状態でも水分を飛ばしていると、
空気中に溶け込めない水分たちが、水滴となって、
窓に結露となって現れてしまいます…
原因3 気温が低い
湿度だけでなく、気温も関係します。
気温が高いほど、洗濯物の水分が早く空気中に飛んでいきます。
冬の季節や、日当たりの悪い家などは、どうしても気温が低くなり、
水分がいつまでも飛んでいかないため、渇きにくくなります。
いや~な臭いも…
洗濯物が乾いたのに、いや~な臭いが残っている…
適正な湿度はどのくらい?
一般的に、部屋の湿度は50%~60%位に保つことが、
快適と言われています。
梅雨や長雨などで部屋の湿度が70%以上になると、
窓の結露が始まり、洗濯物も乾かなくなってきます。
ちなみに、湿度計は100円ショップなどでも手に入るので、
1台は購入しておきましょう!
乾かない原因の解決方法
部屋干しの乾かない原因3つ(+嫌な臭い)について書いてきました。
この3つの原因を解決することで、部屋干しでもしっかりと、早く乾かすことができるようになります。(嫌なにおいも解決できます!)
原因 解決のためには
①空気の流れがない ⇒ 風を作り、空気を動かす
②湿度が高い ⇒ 湿度を50~60%に保つ
③気温が低い ⇒ 部屋を暖める
風を作り、空気を動かす
風を作り、空気を動かす方法としておすすめなのが、
①扇風機、サーキュレーターを当てる
②ハンガーにかける場合は、なるべく間を空けて風の通り道を作る
③ズボンなども内側に空気が通るように空洞を作って干す
の3点です。風の通り道を作り、空気が流れるように干すことが重要です。
また、扇風機とサーキュレーターの違いは、
風の強さ、角度の付け方にあります。
サーキュレーターは、真上を向けて固定もできるので、
ズボンなどを乾かすのに、最適な風の当て方ができます!
湿度を50~60%に保つ
高くなった湿度を下げるには、適度に換気をするのが最も楽ですが、
そもそも真冬に窓を全開にして換気は…つらいですよね…
そこで、頼りたいのは、除湿器です。
除湿器とは、送風によって循環させた空気を取り込み、
中で冷却などによって水分を取り込み、湿度の下がった空気を送りだす
という方法で、室内の水分を取り込んでいく家電です。
部屋の温度が下がらない
クーラーなどと比べて消費電力が低い(電気料金が安い)
といった特徴があります。
方式により、大きく3つの種類があります。
コンプレッサー式
直膨コイル方式の除湿器。いわゆる家庭用のクーラーの冷却風と放熱風が混合され、同時に出るものです。実質的には冷風機と同じ。下記のデシカント式と比較すると騒音が大きく、気温が低いときは能力が落ちます。
デシカント式
吸湿剤を用いて、水分を取り込む吸着方式の除湿器。高温・高湿の空気を室温の空気(吸湿後の空気)にて冷却し、結露させて回収します。コンプレッサー式に比較すると、部屋の温度上昇の程度が高い。騒音も小さく、気温が低い冬でも能力が落ちにくいのが特徴です。
ハイブリッド式
コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせたもの。気温に応じて除湿方式を切り替えることで、年間を通じて安定した除湿性能をもつのが特徴です。
ハイブリット式は、良いとこどりではありますが、部屋干しの乾燥には、部屋の温度を下げずに、能力の落ちない「デシカント方式」の除湿器が向いています。騒音も少ないので、夜中にずっとつけておくような時も気になりにくいです!
部屋を暖める
部屋を暖める方法は、それぞれの家庭に備わっていると思います。
エアコン、ストーブ、ファンヒーター、床暖房など、
もともとある暖房器具を併用して、なるべく暖かい部屋を保ちましょう!
除湿機を使うときの洗濯物の干し方
洗濯物を効率よく乾かすためには、適度な隙間が大切です。空気の流れを把握して除湿機を正しい位置にセットし、除湿機から排出される乾燥風を当てることで早く乾燥させることができ、雑菌の繁殖を防ぎながら衣類乾燥できます。
1日1回使用したときの除湿機の電気代
コンプレッサー式除湿機の場合
- ●定格消費電力
【50Hz】162W
【60Hz】184W●定格除湿能力※1
【50Hz】5.5L/日
【60Hz】6.5L/日 - ●1時間あたり約5円※2
- ※1.定格除湿能力は、室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの、1日(24時間)あたりの除湿量です。 ※2.「衣類乾燥モード」運転時、消費電力184W(60Hz)、電力目安単価27円/kWで算出した場合。
デシカント式(ゼオライト式)除湿機の場合
- ●定格消費電力
300W●定格除湿能力※1
2.2L/日 - ●1時間あたり約8.1円※2
- ※1.定格除湿能力は、室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの、1日(24時間)あたりの除湿量です。 ※2.消費電力300W、電力目安単価27円/kWで算出した場合。
ハイブリッド式除湿機の場合
- ●定格消費電力
【50Hz】225W
【60Hz】245W●定格除湿能力※1
【50Hz】9.0L/日
【60Hz】10.0L/日 - ●1時間あたり約6.6円※2
- ※1.定格除湿能力は、室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの、1日(24時間)あたりの除湿量です。 ※2.消費電力245W(60Hz)、電力目安単価27円/kWで算出した場合の目安。
コインランドリーの場合
- ●目安容量15kgの乾燥機使用時10分100円
※金額は目安です。使用する機器によって変わります。
いったん まとめ
原因 解決のためには 効果のある方法や家電
①空気の流れがない ⇒ 風を作り空気を動かす ⇒ サーキュレーター、干し方工夫
② 湿度が高い ⇒ 湿度を50~60%に保つ ⇒ 除湿機、換気
③ 気温が低い ⇒ 部屋を暖める ⇒ 暖房で温める
除湿器+サーキュレーター の優れもの!
なんと、①の空気の流れも、②の除湿も、③の部屋の気温も、一度に解決できてしまう、優れものの家電が発売されています!
その名も「サーキュレーター衣類乾燥除湿機」!(そのままですが…)
デシカント式除湿機のヒーター熱を利用した乾燥風を、サーキュレーターの大風量で室内に循環させることで、効率的に室内の除湿や衣類の乾燥を行う。サーキュレーターと除湿機はそれぞれ単独でも使えるため、年間を通して活躍する。
アイリスオーヤマは、2kg相当の衣類(Tシャツ3枚、Yシャツ2枚、パジャマ1組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚)を、約72分で乾燥できるとしており、夜に洗濯した衣類を部屋干しして翌朝までに乾かせる。「家族4人分の衣類を部屋干し乾燥でき、業界最速クラスの衣類乾燥スピードを実現するというコンセプトにこだわった」(アイリスオーヤマの開発担当者)
かなり強力な乾燥除湿機です!実際につかったレビュー動画も載せておくので、参考にしてください!
最後のまとめ
冒頭でお話しした通り、4人家族の部屋干しであれば、空気の流れを作るだけでも、かなり効果があります!
まずは、値段も電気代も安くてすむ、サーキュレーターの購入がおすすめです!
でも、大人数の家族や、部活盛りで毎日何度も洗濯を回さなければいけない家庭など、どうしても協力に乾かす必要があれば、
最後に紹介した、サーキュレーター衣類乾燥除湿機が最強です!
冬場や梅雨の季節の悩みを解決しましょう!
本日の記事は以上です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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