「六人の嘘つきな大学生」視点がかわっていく面白さ!
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を
得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
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(★5つが高評価:あくまで私見です…)
ストーリー ★★★★☆
よみやすさ ★★★★☆
全体の長さ ★★★★☆
衝撃度 ★★★☆☆
感動 ★★★☆☆
わくわく感 ★★★★★
(平均:3.8)
映画「12人の怒れる男」を彷彿させるような
ひとつの事象を多方面から見ることで
ちがう景色が生まれ
真実が分かってくる、、、
映画と同様、でてくる情報は
すべて後付けなのですが、
それが面白い!
正直いって、
半分ほど読み進めた段階で、、
犯人?や手段などがわかり、、
「あれっ?短編?だったの、、、?」
と心配になりましたが、、
なんと、後半は話しての視線がかわり、、
さらに別の局面が見え…
最終的にはとても納得感もあり
全てがつながり、
すっきりするストーリーでした!
話の前半での、封筒を置く手段や、
面接の導入部分には若干無理があり…
読み出したあたりでは、、
これはいまいちかな…と
正直思ってしまいましたが、
そこさえ抜ければ、
納得のストーリーに脱帽です。
ネタバレは避けますが、
納得の面白さ、おすすめです!
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